一般の整備士との違いは、まずレース屋さんは、作り物が多い!!ということです。
レーシングカーはワンオフ物が多いので、旋盤、フライス、溶接機などを使っての
作り物が多いです。
私がレースに行くようになる前は、切る作業といえば、サンダーかエアソー!!
でした(笑)シャー、ベンダー、バンドソーとか、あら〜今までの苦労はなんだったの?って感じでした。ア
ルミの溶接なんて、スゲ〜っ!!て感じでしたがレースでは
普通でした(笑)
作業については、同じ車ですから、そんなに変わらないです。ただ、高価な部品が
多いので、いろいろ気を使います。
一番の違いは、時間内で直さないといけないということでしょうか。
一般の整備でも、当然時間の制約はありますが、レースの場合は、次の走行までに、
スプリングを交換したい・・・とか、走ったら、やっぱ元の方がいいから戻して!!
などなど、次の走行までに・・・というのが多々あります。
一日の走行が終わっていれば、ある程度ノンビリ??出来ますが!
ただ、一般の車のように、ブレーキの音がするんだけど・・・とか、そういうのは
ありませんので、楽といえば、楽ですね。
走行中、ドライバーさんと、無線で交信しているのですが、その状況を聞いて、
どこをどういじる・・・とかの指示をする人です。
例えば無線で、ここのコーナーがこうなんだよね〜と言われたら、じゃフロントの
バンプをプラス1しましょうか?みたいな感じです。
それをみんなに、次ピットに入ってきたら、バンプをプラス1して!という感じで、
指示を出す人です。
掃除といっても何セットもあるし、掃除したらそれをタイヤサービスに組み替えに
行って、どれくらいあとに出来るから、取りに行って、空気を窒素にいれかえて・・・
さらに、タイヤの種類がある場合は、おかしくなります(笑)
レインも浅溝、深溝もあるし・・・レインの内圧はいくつで・・・みたいな
タイヤマンは朝到着したら、まず内圧チェックします。朝一の走行に合わせ、
内圧を決めて、合わせて・・・
私は一年、GTのタイヤマンをやっていましたが、路面温度が低いから、
これくらい上げるか!とかその逆とか、自分の判断で決めていました♪(すいません)
あと、残量が何リッターあるかとか、この車に何リッター入れてとか・・・
足りないから買いに行かなきゃ!といってもドラム缶を台車に載せて、歩いて買いに
行くわけですから、そう簡単には、いきません。(配達してくれるところもあります)
買ってきたら、給油タワーに上げて・・・とか
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